学校施設情報

隅田川の三角州上に築かれた百間四方の島、これが佃島である。徳川家の知遇を受けた摂津(大阪)佃村、大和田村の漁民33名がこの地に移住してより、400年に及ぶ歴史と伝統をもっている。現在、本校は大阪市立佃小学校を姉妹校として、昭和40年より毎年1回の交歓会をもち、すでに50回以上を重ねています。

 本校の学区域は佃1丁目(本佃)同2丁目(新佃)と月島1丁目であるが、人口密集地であるため、その範囲は極めて狭い。

 現学区域は中央卸売市場関係業、中小工場、西仲通り商店街を包含した地域で、戦災を免れ戦前の下町のたたずまいを残した東京の中でも情緒ある町で、見学者も後を絶たない。

 最近は情緒を残す民家に代わって石川島造船所の跡地を利用した高層住宅の進出が著しく、新旧両方の建物が調和し、ベネチアの水都国際会議で平成2年には、美しい水の都として表彰を受けている。